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Home > PARA PARA TRACEABILITY
パラパラのトレーサビリティについて
パラパラのトレーサビリティ(TRACEABILITY)を、AREAとMEDUSA
のTONIGHT(I'M READY) の振りを例にお話したいと思います。
前提として、パラパラでは一曲のうち最初と最後のイントロの振り
は通常同じものです。また、トレーサビリティとは " 追跡可能 " 性
と直訳されます。ここでは、ざっくり言えば AREA 振りを覚える
ならAREA のビデオをみるのが一番確実 という事です。
さてMEDUSAのTONIGHT(I'M READY)を見てみましょう。イントロ
が最初と最後で違います。なんか不思議な振りだな・・・?そういう
感想で終わると思います。ではAREAの方を見てみましょう。やはり
同様に最初と最後で振りが違います・・・が待ってください。最後の
イントロの手前でダンサーが「やっちまった!」みたいな表情をして
違うイントロを踊っています。そして次の曲LET'S GO。イントロが
TONIGHT(I'M READY)の最初の振りと同じです!!ここから何が
読み取れるでしょうか?
・・・そうです。LET'S GOのイントロを、TONIGHT(I'M READY)の
1回目のイントロで踊ってしまったのです!!!!
これは次の曲がLET'S GOでないMEDUSAのビデオからは読み取れ
ません。
これらの事から、振りを覚えるならなるべく原本に近いものを見たい、
という事になります。パラパラの振りは校正されませんので、早い話
トレーサビリティが取れていないのです・・・
ただパラパラは現場至上主義の部分もあります。ビデオではこういう
振りだが師匠振りは実際は違う振り、などという事が散見されます。
映像未収録の振りを覚えようとする場合、やはり現場至上主義になっ
てしまいます。ここで少し頭に入れておいて欲しいのが、現場の振り
はトレーサビリティから言って、校正されている保証はどこにも無い
という点です。現場主義を否定はしませんが、なるべく原本に近い
記録映像を探したいですね!